当時のMacに関する雑誌、書籍のこと
当時は、パソコン雑誌もWindows含め各社からたくさん発行されていました。
Mac関連の有名どころとしては、Mac World、Mac Life、Mac Power、Mac Fan等、今思うと結構ありましたね。
私は、Mac Fanを毎号(当時は2週間に1度発行)購入していました。
他は、読みたい記事があった時購入するって感じでした。
各誌それぞれに特徴があって面白かったです。
Appleの動向、新製品の情報、各機種の特徴、ハード、ソフトのレビュー、使い方、裏技、周辺機器(ガジェット)の情報、MUG(Mac User Group)情報 などなど本当に読み耽りました。
読書が苦手なので最初は、時間も掛かりましたが、全ページに目を通すと決めてがんばりました。
なにせ、MacはDOS/Vと違いOSって何?どれ?みたいな、わからない事だらけでしたから、見るのも読むのも初めてのことばかりでしたね。
社会的には少数派でしたから(パソコンのシェアでは当時3~5%程度)、ユーザも情報共有の意識があったり、助け合いのような気風があったと思います。
そのうちに、ある程度情報が把握できる様になり、色々と自分でも出来るようになりました。
Macユーザはマニアックだと世間では言われていたと思います。
確かに、そんな傾向があったような気はします。
結構、Macに関係することを話し始めると、熱く語り始める人も多かったような。。。
私は、Mac Fanを毎号購入していましたが、私の知識レベル、ユーザとしての経験値に対して丁度良かったんでしょうね。何しろ読んでて楽しかった。
記事の中で特に楽しみにしていたのは、ズバリ、電脳奥様(ハイパー奥様)。
”やってもーた”は、本当に共感できました。
すみません。知ってる人にしかわかりませんね。(笑)
次が、マックな人。内容が全くもうマックな人でしたね。
これも知ってる人にしか伝わりませんね。
どちらも、Macユーザなら誰しもがヤラカシそうなエピソードや、人柱になってくれた事が描かれたマンガでした。
毎号楽しみにしていました。
なので、Mac Fanについては途中(このマンガ)から読む癖がつきました。(笑)
どちらも、自分がそうなってもおかしくない様な内容で、毎号笑わせてもらったものです。
無くなった時は本当に残念でした。
今でもこの癖は抜けなくて、”Xまでとどけ”から読んでます。
鈴木みそさん、グッジョブです。
記事を読むにつれ自然とAppleの成り立ちやUI(ユーザインターフェイス)に対する考え方、Macや周辺機器、ソフトに対する設計方針等、知れば知るほど興味が湧きハマっていきました。
これほど思想が詰め込まれた工業製品を私は知りませんでした。
(自分が甘かったとも言う)
当然の流れとして、人物の伝記やApple、Macの誕生物語の書かれた書籍も読みました。
読書が苦手なこの私が!
受け売りですが物語などは、また違う機会に書きたいと思います。
その後、Appleの経営不振と相まってMac専門誌も減っていき、今ではMac Fanのみとなっているのではないでしょうか。
そもそも、書店で雑誌を買わなくなっているので判らない。(え~~TO:自分)
あったら教えてください。ごめんなさい。
Mac Fanも今では月刊誌となり、横書きが縦書きとなり、紙面が大きくなりました。
ちょっと大人な真面目なパソコン雑誌的な見た目の印象です。
昔のMac Fanは、今思えば遊び心満載だったんですかね。
他のMac専門誌には無い部分だったのかな~。
初回号の表紙がアジャコングだったと聞いています。
確か歴代表紙の特集があった時に、見た様な。。。
残念ながら購入を始めた時期が少し遅かったので、実物は見てないんですが。
現在は、Mac Fanを定期購読してます。
昔の様に隅から隅まで見る様なことは無いですけど。
決して内容がつまらないわけではありません。
新製品情報やガジェットの情報だったり、Appleの動向情報とか有益な情報はあるんですが、私の中での情報取得意欲というか、情報の重みが高くないというか、そんな事で結構メイン記事は斜め読み程度の事が多くなってます。(編集者のさんゴメンナサイ)
Mac、iPhone、iPad、Apple Watchなど一度購入すると4、5年は使うので積極的に情報を取りにいこうという気が起きないのも確かにあります。
また、AppleもTim Cockになってから経営的には堅実になった印象ですが、破天荒さが失われた感があってWWDCや新製品の発表イベントもいまいち乗り切れないってとこですかね。
最後は、1ユーザの愚痴になりましたね。