Macなオヤジの日記

Macに関連した事をメインに今では当たり前になった事を思い出しながら綴ります。

当時の通信、ネット環境のこと

1993年当時は、インターネットの黎明期になるんですかね。 

 

最初はパソコン通信Nifty serveで遊んでました。

情報収集や話題についていこうと必死だったような気がします。

情報の間口が広がったのは確かですね。

 

当時の一般的な情報の入手先はTV、ラジオ、雑誌でしたし、パソコン関係となるとそれこそ雑誌ぐらいしかなかったと思います。

Nifty serveは、Mac関係のフォーラムは結構あったと記憶してます。

多分ここでインターネットの接続方法も知ったのかなあ。

とにかくお世話になりましたね。

 

余談ですが、パソコン通信というのを少し私なりに説明しておきます。

うる覚えで申し訳ないですが、Nifty serveの例でいくと、接続すると箇条書きのメニューが外面の左上からパラララと表示されます。

フォーラム(会議室)がテーマ別に分類されているので、番号を入力してフォーラムにたどり着いて記事を読んでいた様な。

クリックしてリンクで飛ぶ様な仕組みはなかったと思います。

なんせ、パソコン通信ですから。

 

あくまで、NIfty serveは情報共有、話題提供がメインでコメント投稿、コメントにコメントしてって事で、ワイワイガヤガヤやっていた感じでした。

基本的にAOLやmsnも同様で、販売目的のShopがメニューにあったりしたんだと思います。

アクセスしたことないんであくまで想像です。ハハハ。(汗)

よくパソコン通信はクローズドな世界で、インターネットはオープンな世界と言われましたね。

 

接続環境について言うと。

接続は今のような光回線Wifiはまだ無くてADSLさえありませんでした。

NTTの電話回線を使ってモデムで接続する時代でした。

 

最初に購入したモデムは2400bps(当時最速です)。

ワイルドですね~~。MBでもGBでもありません。

14400、28800、32000bpsまですぐ上がりましたけどね。

その度にモデムを購入しました。

その後は、ADSLが普及していきました。

 

どうやって接続していたかすっかり忘れましたが、おそらくモデムのCCLファイル(間違っているかも)を機能拡張フォルダにぶっこんで、PPPソフトを立上げ(起動)接続していたような。。。

あの接続時にピ~ヒャララ~、ガァガァガ~はなんと表現すればいんでしょう。

 

電話回線を使っているので、当然接続中は電話料金が発生します。

基本的に従量制ですから最初は、夜間料金になる時間以降(10:00以降だったかな)に、Nifty serveに接続し、更新ログをダウンロード、切断、ログの切り出しを最初行ってましたね。

 

この作業を3種の神器(まな板、ComNifty、魔法のナイフ、茄子)が時間になったら自動でやってくれてました。

開発者の方々に感謝。フリーソフト(あれ、ドネーションでしたっけ?)でしたから。

 

1995年にNTTからテレホーダイが開始されて申し込みました。

Windows95が発売されてインターネットの接続需要が見込まれるのに合わせたサービスだったんでしょうね。

22:00から翌朝8:00までは料金一定の定額制でした。

当時としては画期的でしたね。

 

でも、通信速度が早くなるわけではありません。

当然、外線が掛かってきても話し中となります。

カミさんから電話がかかて来た時にネット使用中で連絡が取れず、カミさんがカンカンになって帰って来て、モデムからの電話線をハサミで切られた事があります。3回ほどかな。(汗)

 

我が家は、モデム+電話回線の次はNTTのINSに移行しました。

ADSLが出るちょっと前のタイミングでした。

正直、もう少し待ってADSLに移行するのが正解だったと思います。

 

INS64まで利用しましたが、全く速度的な変化を感じれませんでした。

散々TVのCMでSMAPの草彅君が劇的に変化するようなことを言ってましたが。

まっ、彼には全く責任はありませんが。(笑)

NTTとしてはADSLの開始前にとにかく売っときたかったんでしょうね。

これ以来、NTTには不信感を持つようになりました。

 

INS64の次はauひかりに移行しました。

当時はNTTのFlets光もありましたが、不信感が拭えなかったのとauの方が通信品質が良いとの評価もありauにしました。

この頃には、インターネットのコンテンツも肥大化が当たり前のように進んでいった時期だったのではないかと思います。

各社から、動画、アニメーションやインタラクティブなコンテンツを作成できるツールがリリースされていました。最終的にはFlashとかが代表格ですかね。

 

我が家では、Macの性能がボトムネックになっていたと思います。

屋内は10baseTの有線接続だったし、Wifiを導入しても仕様は802.11 bですから光回線を活かせて無かったと思います。

今でこそWifiは規格も増えて通信速度も上がりメール、ブラウジングには十分な環境になってますが、当初はちょっとモタついていた感はありましたね。

 

我が家にWifiを入れたのは多分iPhon3Gを買ったタイミングだったと思います。

スピードというよりも、ケーブルから解放されることのメリットは大きかったでしたね。

足元を気にせず歩ける開放感、いや~、ワンランク上がった気分でした。(何のランクか分かりませんが。)

 

モデムで接続していた頃はインターネットサービスプロバイダーなるものはなかったと思います。

パソコン通信、インターネット接続、メールも電話回線で繋がってましたので。。。

この辺りは不勉強なのでスルーします。

 

メールについては、メールサービスのみを提供する会社がいくつかあり、その中の一つと契約しました。

契約するにも最初は封書での申し込み、受付、設定他マニュアルの郵送、だったと思います。

だって、メールの設定が出来ていないんですから。

 

これまた、メールの設定がわからなくてメール出来ないのに不明点はメールで連絡しろ、との御無体なトラブルシューティング

今でこそ笑えるけど、当時は笑えなかった。(いや、笑ってたな。)

STMP、POPの設定って未だに緊張する。

まだまだ、パソコン通信、インターネット、メールは一般的ではなくて、最初に取得したメールアドレスは苗字のアルファベット表記がそのまま使えるぐらいでした。

 

その後インターネットが普及し始めると、ポータルサイトと称されるサイトが雨後の筍の様に出てきてましたね。

Nifty serveもそうですがパソコン通信系からインターネットに対応したし、so-netBIGLOBEなどの新規参入組等々。

Yahoo Japanはソフトバンクに買収されてからですかね、ポータルとしてはちょっと遅れて出てきた感があります。

 

ホームページ(接続後最初に表示されるページ)になるべく凌ぎを削ってましたね。

そのうち、ホームページをYahooやGoogleが占める様になって、囲い込み的な方針はなくなっていったんだと思います。

オープンなインターネットで囲い込もうとしても、拒否反応が出るのも当然といえば当然ですよね。

akibakan

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